■■■オリジナル水槽台(90x45x45用)■■■

シンプルな自作水槽台の製作過程を紹介するページです
受注や販売などの営利目的は全くありません
どうしても欲しい方は自分で作りましょう

自作するメリット 自作のデメリット
 ・コストが安く済む          
 ・自分の好みのデザインや大きさにできる
 ・自由に付加価値を付けられる     
 ・なにより自作する過程が楽しいかも  
 ・製作時間がかかる          
 ・自作する作業スペースが必要     
 ・道具などを揃える必要がある     
 ・ちょっと疲れるかも

まずはどんな水槽台が欲しいのかイメージしてみよう

第1案


第2案


第3案(今回採用)


360度好きな角度から見れます(I.E.5.0以上)



〜ここからは第3案を採用して解説しています〜


1、設計図を書こう

クリックして拡大して見て下さい

フリーハンドのラフなものでも良いのでイメージを紙に書いておけば
途中でアレコレ悩むことなくスムーズに製作ができるようになります。

  ・組み立ての順番や必要な木材の量、木ネジなどの数量の目安となります。
  ・エクセルを利用して平面図や側面図を作ってみました。


2、必要な材料を書き出そう

クリックして拡大して見て下さい

おすすめは2x4材(SPF)などで揃えると安価で、組み立てもし易くなります。

  ・コンパネは予め半分に切断されているものを購入するか、お店で切断してもらうと持ち帰りが楽になります。
  ・購入する時は木材だけでなく、木ネジや塗料、道具などもまとめて購入しておきましょう。
  ・必要な材料の書き出しもエクセルを利用してみました。


3、材料を切ろう

予め全て切断しておく

 ノコギリ1本でも充分ですが、正確に切断するならば丸ノコが理想的です。

  ・予め全てのパーツを切り出しておきましょう。
  ・特に台の柱となるパーツは正確に切断する必要があります。
  ・腕に自信の無い方は材料を買ったお店などで切断してもらいましょう。
  ・ミリ単位で正確に切断するには1つ1つのパーツの寸法を計りながら切断しましょう。
  ・この時点である程度ペーパーがけしておくと後でかける時に楽です。


4、材料に穴を開けよう

ネジが貫通する材料に穴をあける


角度を測りながら作業する

設計図を見ながら木ネジを刺す位置に予め印を付けておき、
電動ドリルで一気に穴を開けておきましょう。

  ・電動ドリルが無ければキリでも代用できますが、100倍疲れますし時間も果てしなくかかります。
  ・2000〜3000円程度のものでも充分ですので電動ドリルを使いましょう。


5、仮組みしてみよう

ここまでで仮組、ネジはまだ仮止め状態

正確に切断したつもりでも完全に組み立てる前に一度仮組みして
問題が無いか確かめておくと良いでしょう。

  ・梁や天板を固定する前に確かめましょう。
  ・床が平らな場所または実際に水槽台を設置する場所で確かめましょう。
  ・微妙な歪みや寸法のズレなどはこの時点で調整しておきましょう。


6、組み立てよう

天板はクギを使用した


下の天板を固定


下の梁を固定


上の枠を固定


完成した裏側


完成した表側

仮組みで問題が無ければスケールなどで角度や長さを確認しながら
電動ドリルを使って木ネジを増し締めしていきます。

  ・一箇所から一気に締めずに全体的に少しずつ増し締めし歪みが無いよう注意しながら組み上げましょう。
  ・梁は枠との間に隙間があると本来の役目が半減しますので慎重に固定しましょう。
  ・余った材料を利用して各所に補強を入れると更に強度が増します。


7、塗装をしよう

1回目の塗装の後にペーパーがけ


ニスを塗った後

何も塗らなくてもすぐに支障は起きませんが、
水が滲みこんだり手垢などで汚れるのを防いだりする為には何か塗っておいた方が良いです。

  ・木目を生かした自然な風合いが好みならばオイルスティンなどを、
   光沢を出してツヤツヤさせたいならば油性のニスなどを塗りましょう。
  ・1回目の塗装は薄めに、その後充分乾燥させてから#600〜#800でペーパーがけ。
  ・ゴミをよく拭き取り2回目に仕上げ塗装を行う。
  ・塗料によっては剥がれやすいものもあるので購入店の人などによく相談してみましょう。


8、台の上で踊ってみよう

台の上で踊っているところは恥かしくて載せれません

全ての工程を終え完成したら台の上で激しく踊って強度を確認しましょう♪

  ・塗装が充分乾くまで待ちましょう。(最低1日間以上)
  ・完成を祝って奇声をあげたりして近所迷惑にならないように気をつけましょう。
  ・その時点で台がグラついているようではとてもキケンです。やり直すか自作は諦めましょう。
  ・半分冗談ですがこれは非常に重要なことです。
  ・ちょっとした地震で台が崩壊・・・っというようなことのないように強度チェックするには
   一番手っ取り早い方法ではないでしょうか。(正確ではありませんが・・・)


9、水平を測って完成

水平器を使って確認


めでたく完成!

最後の設置まで慎重に確認しましょう

  ・一見水平に見えても床自体が微妙に傾いている場合もありますので必ず確認しましょう。
  ・水平器が無い場合はビー玉などを転がしてみましょう。時間はかかりますが意外と正確に測れます。
  ・水槽台全体に平均して荷重がかかるように水槽を乗せましょう。
  ・アクリル製やふち無しのオールガラス製などの水槽のを設置する場合は発泡ポリエチレンなどのマットを敷き
   均一に荷重がかかるようにしましょう。



実際に購入したもの

木ネジ(54本入り)


ステンレスのクギ(40本入り)


色付きのニス(メイプル)


 2x4材(SPF)<89mmx38mmx1820mm> x1枚= 200円
 1x4材(SPF)<89mmx18mmx1820mm> x5枚= 800円
 コンパネ     <900mmx12mmx1820mm>x1枚= 900円
 木ネジ      <4.5mmx38mm>      x54本= 500円
 ステンレス釘   <1.8mmx32mm>      x40本= 100円
 色付きの油性ニス                  300ml=1000円
 紙ヤスリ     <#240と#600>        各1枚= 200円

                               合計3700円

   ※1x4材は予備の1枚が含まれています
   ※価格はおおよその目安です


用意する道具

今回実際に使用した主な道具

■必ず必要な道具
 ・ノコギリ ・カナヅチ ・電動ドリル ・メジャー ・スケール(L型のが便利) ・ハケ 

■あれば便利な道具
 ・丸ノコ ・ジグソー ・カッター ・木ヅチ ・水平器 ・養生シート などなど・・・


最後に・・・

■やってみようかなという方へ
今回のような木製の水槽台を業者さんに依頼したり既製品を購入した場合、
私の知る限りでは10000円前後以上するのではないかと思ってます。

それらの多くは補償が付いていたり強度やデザインなどが優れており、
決して高い買い物ではないと思います。

水槽台を自作する前にもう一度既製品などの購入を検討してみましょう。

水槽を支える台は非常に重要なものですし、
一度設置したらなかなか変更できないものですので、、
イマイチ自信の無い方などには水槽の台を自作することをお勧めいたしません。

■それでもやってみようかなという方へ
それでもお金がな〜いという方(私?)や、
部屋の間取りやデザインに合った台が欲しい方、
履歴書の趣味の欄に日曜大工とか書いちゃっているような人達は、
是非全て自己責任の上でチャレンジしてみてはいかがでしょう。

■でも、その前に・・・
今回紹介した製作方法はあくまでも90x45x45の水槽を載せる台です。

それよりも小さい水槽ならば問題はないと思いますが、
それ以上大きい水槽を載せる場合は材料の選別や構造自体を見直す必要があります。

ここで紹介したとおりに製作したり真似をして製作することは自由ですが、
それによりいかなる損害が発生したとしても当方は一切責任を負わない事を
予めご了承願います。

■作り終わってから気付いたこと
材料の木材を選ぶ時はなるべく色味を揃えて反りが少ないものを選ぶと良いでしょう。

木枠の部分や天板は多少寸法が狂って(1mm以内)いてもさほど問題ないですが
柱になる部分だけはキッチリ寸法を揃えましょう。

今回は木枠の上に天板を載せた単純な構造ですが木枠の内側に天板を張れば
仕上がりがもっと美しいくなると思います。

ガラス水槽や底床の砂利を大量に敷くなど荷重が大きく不安な場合は、
下の枠の底面にもコンパネを貼るとより強度を持たせ荷重を分散することができそう。

今回は太さ4.5mmの木ネジを使用しましたが、
90水槽くらいならば3.8mmくらいが妥当だと思います。
4.5mmだと太過ぎて慎重に締めないと材料が割れてしまう危険性があります。

塗料は今回紹介したニス系の他にも、
オイルスティンなどの浸透性の塗料の方が簡単で長持ちし綺麗に仕上がります。



Special Thanks!!
水槽台製作中にリアルタイムでアドバイスや応援をして頂いた
Water Wallのkeiさんに心より感謝します・・・。




おまけ・・・・



余った材料で棚を作ってみました

棚のパーツ


棚を支えるパーツの加工


棚の稼動部分の加工


横からみた棚を出したところ


上から見た棚を出したところ


上から見た棚を格納したところ


4箇所に使用したちょうばん


こういう小物を置いておくのに便利です


クリックすると動画が見れます

材料が余ったら更にオリジナリティを考えてみてはどうでしょう。

水槽の前にちょっとした小物などを乗せて置くスペースがあれば便利なんだけどな〜・・・。
っということで、失敗した時の為に予備に買って余っていた材料を利用して、
小さな棚を作ることにしました。

せっかくの小スペース性を犠牲にしないようにちょうばんで格納式にしてみました。

しかし、これがなかなか難しいというか面倒な作業になってしまい、
格納する構造を考えたり、ちょうばんを取り付ける箇所を彫ったりして、
丸1日費やすことに・・・水槽設置の遅れの大きな原因になってしまいました。

それでも、実際に完成して使ってみると非常に便利で、
時間をかけてでも製作した甲斐がありました。

まっ、多少の見栄えの悪さは素人ゆえのご愛嬌ということで・・・。





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